ガットなViolino♪

ヴァイオリン、TOROガット弦、弦楽ワークショップ、アンサンブル等の情報。

感じることの大切さ

先にお知らせしていますように、今月末からGWにかけて、大阪と関東(所沢)で、それぞれ弦楽ワークショップを開催します。

 

特に今回は、ヴィヴァルディの弦楽の為のシンフォニアを取り上げます。

 

ヴィヴァルディは、自らがヴァイオリニストで教師でしたし、演奏家でもありましたから、スコアを見ると、やはりそのあたりが伺えます。

 

ヴァイオリンのことを知らないで作曲する作曲家と、ヴァイオリンを弾けて曲も書ける(作曲家)というのでは、ハッキリ言って、譜読みするとわかります。

 

ヴィヴァルディの作品は、勿論、『四季』のように難しい作品もありますが、一見、難しそうでも、ヴァイオリニストが書いた曲なので、難しい中にも弾きやすさがあります。

ハイドン、バッハ等々の作品には、残念ながら、こういうのがなくて、逆なのですよね。。。(^_^;)

譜面(ふづら)は、やさしそうでも、たとえば、ハイドン等のピアノトリオってちょっと。。。弾きにくいですよね(^_^;)

難しいのとは違いますが、弾きづらい??

時代は進んで、たとえば、ヴィニアフスキー等でもそうですが、一見、難しい??と思っても、やはり、ある程度、指板上の動きやすさが考慮されていて、難しいけれど、それほど弾きづらいというわけではない。。。

作曲家によってはいろいろとありますね。。。

弾きやすい、弾きにくい?、弾き辛い??等々、色々とあるわけですが、そういう観点ではなく、たとえば、ヴィヴァルディのハーモニー、転調について考えてみましょうか。。。

弦楽の為のシンフォニア等々、聴いてみると、メロディって、どうということないモチーフなのに、それが色々と展開?していたり、ハーモニーも、元々は単純だけれど、やはり斬新な転調を遂げていたり。。。

なおかつ、ゼクエンツで、ハーとをキュッっとつかめることを、ヴィヴァルディが、さも知っていたような感じさえ受けますよね。。。